ブレーキパッドを変えてみよう! | バイクのライディングテクニック
ブレーキパッドを変えるとライディングが変わる事知ってますか?
たまにチェックして磨材が減っていれば交換するだけでなく、もっと積極的に、ライディングセッティングパーツとしてブレーキパッドを考えてみましょう。
1.ブレーキパッドの基礎
ブレーキって何故効くか、まずはここから始めてみましょう。
ブレーキパッドがブレーキディスクに接触する事で減速度が発生、バイクの速度が落ちるのはみなさん知っていると思います。
工学的に言えば、バイクの運動エネルギーがブレーキパッドとディスクの接触による摩擦熱(エネルギー)に変換するという現象ですが、例えばサーキットで300km/hからイッキに70km/h程度まで1秒たらずで減速するケースを考えると、この時の熱エネルギーはすさまじい大きさになります。
もちろんブレーキの握り方や外気温、ブレーキキャリパとの組み合わせにもよりますが、だいたい500度近くまで上がると思ってもらったらいいと思います。
この温度域になると、夜間のフルブレーキングとなるとディスクが真っ赤に焼けて光るのが見えるぐらいの、とんでもない温度です。
このような過酷な状況のブレーキのチューンナップを考える時、まず真っ先に頭に浮かぶのが価格も安いブレーキパッド。
そのブレーキパッドの特性について次に考えて見ましょう。
2.ブレーキパッドチューンナップ
バイク用品店に行くと、車種を限定した多数のアフターマーケット品のブレーキパッドが販売されています。
値段も安いものから高いものまでさまざま。
耐久性重視か効き重視かの違いもあります。
市販されているものであればさほど問題がでることもないと思いますが、ブレーキパッドの特性についていくつか基礎知識を。
まずこのブレーキパッド、ブレーキ効力の立ち上がり方がそれぞれ全く違います。
具体的には初期の握りこみで効力が高め、その後さほど効力が上がらないものや、逆に初期の食いつきは弱めでも握りこむ過程での効力の立ち上がりが強いもの、といろいろな特性を持っています。
またブレーキパッドの使用適正温度域というものもあります。
高い温度域で使われることを想定したブレーキパッドや、比較的低い温度域でベストな性能を発揮するものもあります。
さらにはブレーキディスクとの相性も実はあります。
ディスクの材質も実はさまざまで、ブレーキパッドとの相性で効力の立ち上がり方が全く異なってきたりします。
ではどのようにしてブレーキパッドをチューンナップするのが良いでしょうか?
まず、ここまで書いてきた基礎知識を頭に入れてもらった上で、いろいろ試してみる、これに尽きると思います。
パッドを変えることで効力の立ち上がり方がどう変わったか、それがどのようにサスペンションに影響を与えているか、自分のライディングスタイルに合っているか、こんな観点でブレーキパッドを交換した時はじっくりと特性を見極めてください。
選ぶ上で、各機種推奨パッドを使うのは最低限の条件で。
これ以外で使うと根本的な摩擦係数、重量域、速度域がズレてくる可能性があり、安全面にかかわる可能性すらあります。
それでは豊かなバイクライフを!
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