違う世界を見ているDUCATI | バイクのライディングテクニック
エンジン形式やフレーム形式、印象深いレッド塗装が有名なDUCATI。
この会社も際立った個性をもったメーカーですよね。
前回はBMWついて触れたので、今回は全く毛色の違うDUCATIについてふれてみましょう。
1.お金がなくてもレースを続けるDUCATI
まずこのメーカー、何度となく潰れ、何度も再興しては持ち主が代わりという歴史を繰り返しています。
近年はさすがに潰れることはなくなりましたが、最大株主はまだ転々としており、現在はアウディが最大株主、これも売りに出されるという噂です。
このように常に経営難の影が付きまとうDUCATIですが、彼らの個性を際立たせているのは何でしょう?
これは間違いなく、「レース」です。
経営的に楽ではないのは明確にもかかわらず、DUCATIは決してレースをやめることはありませんでした。
最近はMotoGPにも参戦、常にトップグループの成績を確保しています。
WSBKでもつい最近まで常勝メーカーでした。
そしてこのレースイメージで安くない量産バイクを売り、得た資金でまたレースをやる。
資金が尽きてきたからレースをやめる、という選択肢はありません。
これがDUCATIのアイデンティティそのものなんです。
彼らからレースを取り去ることは決してできず、その強固なプライドがブランドイメージとして市場に浸透し、あのイタリアンレッドが彼らのブランドカラーそのものになっているんです。
2.DUCATIを楽しむ!
こんな会社ですから、量産車両の完成度は決して高くはありません。
最近はだいぶまとものになってきましたが、特に空冷エンジンの時代のバイクの出来といったら、日本車から見るとあり得ない品質レベルです。
もちろん、きっちりとしたメンテナンスとオーバーホールをすれば問題ないですが、そんなのできるのレースだけですよね?
DUCATIはそのレースレベルのメンテナンスを一般ライダーに求めています。
そうです、DUCATIはレース車両そのものを売ってると思ってもらって間違いありません。
維持費も手間もかかるのは間違いありませんが、そのかわり得られる極上のエンジンフィーリング、シャーシフィーリングは日本メーカーの量産大衆車両では味わえないものです。
最近では日本向け400cc車両にまで事業を広げてきたDUCATIですが、基本的にこの特性は変わっていません。
正直、すぐ壊れます。
また壊れたら部品が届くまで時間もかかるし、修理費用も半端ない額になります。
ただ、そんなDUCATIをみなさん、おおらかな気持ちで楽しみましょう!
ちゃんとメンテナンスしてお金かけて、短時間ですが味わえる極上のバイクフィーリングを是非楽しみましょう!
レースしか出来ない不器用なイタリアンメーカーとのバイクライフは、中身の濃い思い出たっぷりの豊かな時間になること間違いなし!
それでは豊かなバイクライフを!
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