電動バイクで何が変わる?
4輪の世界では、パワーユニットの電動化がどんどん進みつつあります。
欧州では近いうちに内燃機関エンジンのみの新型4輪販売禁止の動きもありますね。
それではバイクにおける電動化の動きはどうでしょうか?
今回はこのバイクの電動化について。
1.電動バイクの現状
世界を見ると、現在すでに電動バイクはたくさん発売されています。
あまり知られていませんが、中国で売られている電動バイクはとんでもない数量になっています。
主に50ccスクーターレベルの出力の電動バイクが主流で、通常のモータータイプに加えてインホイールモータータイプも多く販売されています。
日常の足としての使い方なので高出力や長い航続距離は不要、結果安価なバッテリーを搭載したモデルが主流なようです。
完成度のレベルはまだ高くありませんが、近いうちに日本にも輸入されることがあるかもしれません。
日本メーカーからは量産車両としては販売されておらず、各社コンセプトレベルや官公庁向け等の限定リースレベルです。
欧州メーカーの動きは日本より早く、BMWはスクータータイプの電動バイクを販売、KTMもオフロード向け車両を販売しています。
4輪に比べて電動化がさほど進んでいないのは、必要航続距離を考えるとバッテリーの重量がとんでもない重さとなり、バイク特有の運動性を大きく損なってしまうためです。
バッテリーの性能も年々上がってきていますが、バイクに搭載できるレベルにまではまだ達していません。
4輪では搭載スペースも多くあり、重量増による影響もバイク程大きくないため、普及が進みつつあります。
このように、バイクにおいて電動化のトレンドはあるものの、技術レベルがまだ追いついていないというのが現状です。
2.電動バイクで乗り方が変わる?
このように、電動バイクが一般的になるのはもうちょっと先になりそうです。
それでもやっぱり気になるのは、電動バイクってどんなフィーリングかということ。
これについて簡単に紹介しましょう。
まず出力特性が内燃機関とは全く異なります。
基本的に、内燃機関は回転が上がるにつれて出力が上がっていきますが、モーターの場合はトルクの出方が全く異なるため低い回転数から大きな出力を得ることが可能となります。
この結果、スロットルの開け方も変わってくることとなり、求められるライディングテクニックは大きく変わってくることとなります。
またこの特性違いによって、ミッションの使い方にも影響が出てきます。
場合によってはミッションがなくなる可能性もあるほどです。
また出力がインホイールモータータイプとなれば、バネ下重量が大きく変化し、運動特性が大きく変わってくる可能性があります。
内燃機関の形式違いによるトルク感やパルス感という概念はなくなり、一様にフラットな特性になるため、各社の個性をどこで出すかが難しくなるでしょう。
電池の技術革新によっては急激に普及する可能性もある電動バイク。
いろいろな面で可能性を秘めており、今後の流れには注目ですね。
それでは豊かなバイクライフを!
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