バイクの点検や整備について
ライダーなら、街を走るバイクが気になりますよね、しかし折角カッコいいバイクにでも、タイヤの空気が抜けていたり、チェーンがボロボロに錆ていたりすると、人のバイクでもなんだか残念な気持ちになります。
バイクのメインテナンスは何をしたらいいのでしょう。
1.ライディングテクニックを支えるメインテナンス
バイクに乗り始めたばかりの人は、バイクに乗ることが楽しくて仕方がないことと思います。
おっかなびっくりで一生懸命バイクに慣れているそういう方もいるでしょう。
そんな初心者の方にこそ覚えていただきたいのが、日常点検です。きっちり整備をすればライディングにも差が出てくるというわけです。
本来、バイクショップにお任せするのがベストですが、ショップにお願いするにしても、どこをどのタイミングでお願いするのかはわかりませんよね。
2.初めての点検・整備
自分で整備や点検ができるようになると、どの部品がライディングにどういう作用をしているのかを知ってイメージをしやすくなります。
バイクの楽しみは「走ること」「曲がること」「止まること」の3つの長に凝縮されているといっても過言ではありません。
そしてこれを支えているのが、「エンジン・チェーン・タイヤ」「ステアリング・サスペンション」「ブレーキ」などのパーツ群です。
いつも「バイク」として見ているものをもう少し細かく見ていくといろいろなパーツ群の
集合体がバイクであることがよくわかります。
3.大まかなパートごとの点検とお手入れの仕方
エンジンオイルの点検
4ストロークのエンジンですと、クランクケースの横にある蓋かエンジン下部の横にレベルゲ
ージがありますので、エンジンが停止したバイクの垂直状態でオイルがレベルの真ん中に来ているかを確かめ、減っているときはレベルで適正になるように補充して、汚れて黒い時には交換しましょう。
そのほかオイルは劣化しますので、3000kmか4000kmごと、あるいは半年ごとの交換が目安です。
だいぶ車種はなくなりましたが2ストローク車の場合はこれに加えて、燃料と一緒に燃やす燃
焼オイルの量の点検が必要です。
ラジエータークーラント(水冷車)
エンジンのフィンでエンジンを冷やす空冷車には必要ありませんが、水冷のバイクには、ラジエーターのリザーバータンクで冷却水の量を点検します。特に夏場の渋滞を乗り切った後などはこの部分を見ていくと良いでしょう。
ドライブチェーンの点検整備
バイクの径整備の中でも厄介なのがこのチェーンの整備です。
チェーンはエンジンの出力を後輪に伝えているため、ライディングテクニックを発揮する上で重要なパーツです。
万一チェーンが切れたりすると、回転しているチェーンがエンジンをたたき割り、ライダーの足に当たった場合足の切断という最悪の可能性もありますので見落とせない部分です。
チェーンに錆は大敵ですので油分を絶やさないようにします。
そのために、チェーンのローラーの中と各継ぎ目の内側に一コマずつチェーンオイルを塗っていきます。
☆このとき注意していただきたいのが二つあります
一つはこの作業エンジンをかけたまま行わないということ。手や指を切断する恐れがあります。
二つ目はチェーン専用のオイルを塗布することです。
CRC556などや灯油でチェーンの整備をすると、チェーンの油膜を保持している内部のゴムシールを溶かしてしまい、チェーンを固着させてしまうので危険です。
この二つは必ず守ってください。
また、ある程度の距離を走行するとチェーンが伸びてくるので調整が必要になってきます。
ドライブチェーンの中央付近で上下2cm以上動くようなたるみがある場合には調整が必要です。
4.たとえ整備ができなくても、知っておきたい点検のポイント
調整の仕方は慣れてしまうと簡単ですが、微妙な調整なので、一番最初はショップの方に教えてもらうのがいいでしょう。
タイヤの点検
タイヤの空気圧の点検は2本しかタイヤの無いバイクにとって生命線です。
よく、空気圧を抜いて走行すると速く走れるといった都市伝説があります。
これはサーキットのような一定の舗装がされ、温度管理された路面をレーサースピードで加減速をくりかえすことでタイヤ温度が上がり、中の空気の膨張で走行時の空気圧が適正になるようにするというお話ですから、60㎞/hや100㎞/hではタイヤが働かなくなるので危険です。
タイヤの空気圧はスイングアームなどに貼ってあるメーカー標準値を維持しましょう。
一か月に一度なるべくタイヤが冷めているときにガソリンスタンドでエアをチェックしまし
ょう。
また傷や異物が刺さっているものがないかを見て、異常がある場合には補修材に頼らずタイヤを交換しましょう。
ブレーキの点検
ブレーキについてはディスクブレーキの場合、ハンドルについているマスターの点検窓からオイルの状態を見て、茶色や黒に変色しているようなら交換が必要です。
ブレーキオイルの交換はショップにお願いしましょう。
またブレーキパットは見にくいですが、キャリパー下からのぞいてピストンが多く出ている場合には交換が必応です。
サスペンションの点検
フロントフォークやリアショックにはオイルが入っていて、老いるが漏れてこないようにオイルシールで漏れを防いでいます。
このオイルシールは消耗品で、シールが消耗したときにオイルがフロントフォークの外に漏れだしたりにじみ出てきたりします。
外見的にこの漏れが見えたら、ショップでシールとオイルの交換が必要です。
これくらいのことを覚えていると、整備が自分でできなくても、ショップにも症状を伝えやすくなりますし、ショップとも付き合いやすくなります。
ショップの人仲良くなったら、軽整備の仕方を教わると楽しく整備ができるようになり、トラブルの予防やトラブルシューティングにもなります。
ライディングテクニックを磨くうえでも様々なパーツのことを知っておくことは重要です。機会があったら是非試してください。
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