日頃から行うべきバイクの定期点検のやり方
今日はとても良い天気なので、どこかに走りに行こう!
とバイクカバーを外し、いくつもの鍵を開け、やっとバイクを道路まで持ってきたと思ったら、チェーンはサビサビ、クラッチの動きは渋く、バッテリーの電圧は下がっていてセルが回らない状態。
様々なメンテナンス不足が明らかになり、結果的に走りに行けず、その日一日は整備に追われた、なんてことになると悲惨です。
そこで、今回は日頃から行うべきバイクの定期点検のやり方についてお伝えしたいと思います。
1.日常的なメンテナンスについて
本来バイクの定期点検は、丁寧に行えば行うだけ良いので、何十点もの検査項目があります。
ゆきとどいたメンテナンスによって安心して走れるようになり、安全性は増します。
しかし、多忙な毎日を送る皆さんはそんなことわかっているけど、実際に忙しくてできないんだよ、という声が聞こえてきます。
ここだけは最低限やっておいたほうがいいという項目について、自分でできる内容を中心にお伝えします。
2.自分でできる定期点検
1.タイヤの空気圧
自分のバイクのタイヤにどのぐらいの空気を入れるのが最も適しているかをご存知ですか?
サイドカバーの中やチェーンカバーなどに記してあることが多いですが、記載されていない場合は、メーカーのホームページなどから情報を得るようにしてください。
そして、指定空気圧にするためには、バイク専用のアダプターを取り付けた空気入れで空気を入れる必要があります。
また、空気圧を図るための空気圧計も必要になります。
なお、指定空気圧は冷間時の適用と書かれていると思いますが、これは乗り出す前のタイヤが冷えている状態における空気圧の値です。
タイヤが温まると内部の圧が高まるため、正確な計測値が測れなくなります。
タイヤの空気圧をしっかりと把握することは、最重要項目です。
2.ブレーキ
命に関わる最も重要な装置であるブレーキについては、特に定期点検を行う必要があります。
フロントブレーキのレバーとリアブレーキペダルの遊びやブレーキフルード量の点検をします。
平坦な場所でスタンドを立ててリザーバタンクキャップを水平にします。
ブレーキリザーバタンクの内のフルード(ブレーキ液)が上のラインと下のラインの間にあるかどうかを点検します。
少なければ信頼のおけるショップなどでブレーキフルードを追加してもらいましょう。
3.サスペンション
リヤサスペンションの動きを確かめるため、タンデムシートの辺りを押してみて正常に沈みこむかどうかを定期点検します。
ギシギシと音がしたり、取り付けボルトにガタはないかを確認します。
フロントフォークは、フロントブレーキをかけてハンドルを持って押したり引いたりすることで、スムーズな動きをするかどうか、フロントフォークオイルの漏れはないかなどを確かめます。
4.バッテリー
セルモーターの動きが悪くなってきた場合は、バッテリーを充電させましょう。
以前はバッテリーを取り出して充電する方法が一般的でしたが、最近は常時接続することでバッテリーの放電を防ぎ、性能を保ってくれる充電器があり、人気が出てきています。
常に電源に接続しておく必要があるので、一戸建てなど外部に電源設備があることが条件となりますが、バッテリーの性能を保ち、いつでも不安なくバイクのエンジンをかけられるのは非常に大きなメリットです。
3.まとめ
ここに挙げたバイクの定期点検は非常に基本的なものです。
これ以外にも行うべき点検は多岐に渡ります。
しかし全て行うのは時間もコストもかかってくるので、まずは自分ができるところからバイクの定期点検を行っていきましょう。
そうすることで、大きなトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
これからも楽しくバイクに乗り続けるために、 定期点検の大切さを十分に理解しておきましょう。
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