空気圧チューニングやってますか? | バイクのライディングテクニック
みなさんタイヤ空気圧ちゃんとチェックしていますか?
久しぶりにのるのにチェック無しで乗り出す人、安全面からもチェックしましょう。
ただ、安全面だけでなくライディングテクニックという面でも空気圧は重要なんです。
今回はこの空気圧について考えましょう。
1.タイヤの設定空気圧って何で決まっている?
完成車の場合、スイングアームあたりに純正タイヤの設定空気圧ってシールとかで貼っていますよね。
あの値って何で決まっているか知っていますか?
実は、タイヤには許容負荷荷重というものがあり、これは速度によって変わってきます。
例えばあるバイクが最大積載状態(二人乗り+荷物)でXXkgとした場合、空気圧によって最高速度が何キロまでか決まってきます。
すなわち、例えば200kPaの場合は230kmh、220kPaの場合は250km/hのようにです。
通常空気圧が高め(空気量が多い)の方が許容負荷荷重も大きくなり、最高速度も上げることができます。
完成車の場合、想定している最大積載荷重+想定している最高速度で許容負荷荷重を満足するようにタイヤ空気圧は設定されているんです。
この影響が特に顕著なのは最高速度が300km/hとなる車両。
通常みなさん、300km/h出さないですよね?
特に二人乗りで荷物つきで300km/hなんて、まずありえない状況だと思います。
つまり、通常の使用状況を考えるとタイヤは過剰なまでの安全マージンをとった値で空気圧は設定されているんです。
それでは通常使用している領域での最適な空気圧とは?
次にそれを考えて見ましょう。
2.空気圧セッティングは単純だが効果絶大
最近の大排気量車両で多いのはフロント250kPa, リア290kPaという空気圧です。
前項でも書いた通り、この値は通常領域では全く過剰なスペックの空気圧となっています。
では通常使用域での最適な空気圧は?
タイヤによって違いますが、日本製タイヤの場合はサイドウォールが硬め、トレッドを変形させて性能を引き出しているタイヤが多いです。
空気圧が高すぎるとサイドウォール剛性が高すぎて全くタイヤをつぶせず、その結果ベスト性能を出すトレッド形状に変形させることができません。
空気圧を下げることで特にこのサイドウォール剛性を下げ、タイヤのトレッド面を最大性能を出せる形状に変形させることができるのです。
経験的に、前後とも50kPa程度であれば、一人乗り+荷物無しであればタイヤ空気圧を下げることは可能です。
これによって日本の一般山道程度の加速/減速でタイヤをしっかりつぶすことができ、タイヤの性能を引き出し易くすることができるはずです。
ライディングテクニックがさほど高くなく、しっかりとした加速/減速がまだできない場合は、特に空気圧セッティングでより気持ちよくバイクに乗れる事になると思います。
それでは自分にベストなライディングポジションで、豊かなバイクライフを!
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