プロのライダーという生き物
超人的なライディングテクニックを見せるプロのライダー。
一体どんな人が乗っているか想像がつきますか?
今回はこのプロのライダーについて触れてみましょう。
1.プロのライダーの超人的感性
各種センサが小型化され、またコンピューターの処理速度の向上もあってバイクの数値シミュレーション技術はここ10年ぐらいで劇的に進化しています。
フレームやスイングアーム等に必要な物理特性解析、振動解析やバイクの走行解析も進んでいます。
これだけ聞くと実際にライダーが乗ることなく開発をある程度完成させることができそうですが、実際は全く違います。
走行前に散々数値シミュレーションをおこない、また走行解析で目処を立てていても、実際ライダーに乗ってもらうと全然現象が違うことは珍しいことではありません。
こんな時、実際ライダーの指摘の部位に着目してテスト部品を用意しテストすると性能が向上した、という経験はバイクの開発現場やレース車両の開発現場にいる人間なら誰でもあるはず。
これだけセンサや数値解析が進んだ現代においても、プロのライダーが持つセンサの方がまだ上であり、数値では表現できない現象をライダーは感じ取っているのです。
これがプロのレーシングライダーとなるとまた別格の感性センサを持っています。
同じように正確に組み上げた車両を持ち込んでもライダーが何か違うと指摘し、よく調べてみると一箇所ボルトが緩んでいて、それを正規トルクで締め付けると改善した、といような例もよく遭遇します。
また普通に周回していて不意にピットに戻ってきて、エンジンから何か違和感があると指摘、時間がなかったのでそのまま様子見にコースに戻った途端にエンジンがブローした、なんて例も珍しくありません。
車両の性能をギリギリまで使いサーキットを走る中、非常に正確で緻密な感性によるセンサで常にバイクの様子や挙動を感じとっているのがプロのライダーという驚異的な生き物なんです。
2.プロライダーのライディングテクニック
誰もがこんなプロのライディングテクニックを真似したくなりますが、一般人で近づける領域は限られています。
彼らは独自のセンサをもってバイクの状況を把握し、それを基に限界領域でバイクを走らせており、この領域に一般ライダーは近づくことは困難です、間違いなく。
それでも少しでも近づくために、彼らのライディングテクニックを真似るために何ができるか?
必要なことは、バイクに乗る時にしっかり動きのイメージを作り、そして挙動を把握しようと五感をフルに働かせる、これに尽きると思います。
例えば減衰のクリックを1段変えたとき、パッと乗りではその違いを感じることは難しいですが、走行条件を限定して徹底的に比較、バイクの挙動に何が変わったかをしっかり感じ取る訓練を重ねるのは、ライディングテクニック向上に間違いなく役に立つことです。
そして同時にバイクの挙動のイメージを膨らませ、動きのイメージが作る、これがライディングテクニックの向上に繋がり、きっと憧れのプロのレーシングライダーの技術に少しでも近く事に繋がるでしょう。
それでは豊かなバイクライフを!
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