バイクのタイヤ交換時期についての豆知識
はじめての定期点検なので案内がきたとき、バイク屋さんの言いなりもいいですが、ライディングテクニックの一つとして、自分でタイヤの交換時期、交換方法を知っておくのも良いことです。
1.タイヤ寿命の目安はなにも溝だけではない
タイヤの寿命というものを、溝の有無だけで判断するのは危険です。
なぜならタイヤはバイクに乗らない状態でも、空気中の酸素や太陽からの紫外線、路面上に含まれる化学物質などの影響で、日々劣化が起こり、少しずつ硬くなっているからです。
買った当初は弾力性があったのに、時間が経つとまるでプラスチック製品のように硬くなってしまい、そのようなタイヤは見た目のきれいさとは裏腹に、バイクにおけるタイヤ本来の機能を果たさなくなってしまっているのです。
2.消耗品であるという意識を
ご自身のタイヤを見たとき、小さくひび割れが始まっていませんか?
これはすでにタイヤの劣化が始まり、タイヤ自体が硬化し始めている証拠です。
ひび割れは応力のかかる溝の内部から起こり、徐々にタイヤ表面や側面にひび割れが起こってきます。
中古タイヤはおススメしません
それがどこで、どのように保管されていたかがわかないからです。
できれば思い切って新品に買い替えてしまうことをおススメします。
それもできれば片方だけでなく、両方同時期に変える方がいいでしょう。
これはのちの管理が楽になるという意味もありますが、安全上の理由もあります。
片方だけタイヤを交換したとすると、片方は新しく、片方は古いという状態が起こります。
これは性能でいうと、片方は強く、片方は弱っているということになります。
物に負荷がかかるとき、強いものと弱いものに同時に負荷がかかれば、負荷は弱い方に集中します。
これをタイヤに置き換えると、ブレーキングをしたときの負荷は、新しく履き替えた方ではなく古く劣化が進んだ方に集中します。
その結果、古い方のタイヤの寿命が本来より早く来てしまうことになります。
もしそれがツーリングの最中だったとしたら、大変なことになりかねません。
タイヤはライダーと地面を繋ぐ唯一の場所です。
どんなにブレーキ性能の良いバイクであっても、またどんなにブレーキングのライディングテクニックが優れていても、タイヤが劣化していてはそのブレーキ性能は発揮できません。
バイクは高価なので買ったらしばらくはそのままということが起こりがちですが、バイクも工業製品であり、タイヤが消耗品であることは曲げようのない事実です。
愛車も工業製品。
ライディングテクニックを磨くのと同じくらい、しっかりとバイクという製品を管理する意識を持つことが大切です。
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