超人達の競演「WSBK」 | バイクのライディングテクニック
みなさん、バイクレースを観に行ったことありますか?
レース車両を見ていてもワクワクしますが、実際の走りを見るとその超絶ライディングテクニックに驚くはず。
今回はこのレースでのライディングテクニックについて考えて見ましょう。
1.市販車両をベースとしたWSBK
バイクレースといってもいろいろなジャンルがあります。
ここではオンロードレースに限定した話をするとして、中でも身近なジャンル、一般に販売されている車両をベースとしたレースについて考えて見ます。
排気量クラスでいくつかありますが、中でもトップレベルの猛者が集まる1000ccのWSBK(World Super Bike)選手権を見てみましょう。
もちろん、ベース車両をもたない完全ワークス車両のレース、「MotoGP」も魅力的ですが、よりみなさんの身近なジャンルという意味で今回はWSBKを取り上げます。
このジャンルは基本的に量産車両のまま、一定範囲での改造が認められているだけです。
そのためベース車両のポテンシャルの高さはもちろんですが、そもそも車両性能の差が大きくないためライダーのライディングテクニックの差がモロに出る世界です。
MotoGPとの一番大きな差は電子制御の介入レベルで、ライダーのテクニックに多く依存しているのは間違いありません。
例えばブレーキング。
コーナーの驚くほど奥深くまでブレーキを引きずったまま進入しイッキに減速、そのまま向き変えて一瞬で加速に移る。
実際コーナーの脇でこれを見てみるとあまりの迫力に驚くはず。
本当に人間が乗っているのか?とすら思うぐらいです。
荒々しく細かいことを気にしないで乗っているようですが、実はこれ、とても繊細でシビアなコントロール技術が必要な乗り方になります。
ただ単にフルブレーキングしているのではなく、握りながらフロントの接地状態、リアの浮き上がりを感じ取り、繊細にレバーの握り具合をコントロールし、さらに体を使って荷重をコントロールする。
それをあの一瞬、強烈な減速Gの中、周囲にバイクがいる中で判断してコントロールするという壮絶なテクニックになります。
また加速時もリアは完全にスライドし、それでもスロットルを開けて前にバイクを進めています。
ここまでくるとオンロードレースというよりは、ダートトラックレースのようなスライド状態。
MotoGPではここまでムチャクチャな乗り方はしません(笑)。
電子制御の介入が少ないWSBKだからこそ、こんな超人芸を見ることができるんですね。
2.WSBKを観に行こう!
以前は菅生サーキットや鈴鹿サーキットでもWSBKが開催されていましたが、近年はなくなってしまいました。
一番近くてタイのブリラムサーキットや、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットでしょうか。
気軽に行ける距離ではありませんが、世界トップクラスの猛者達が集まるレースは非常に魅力的です。
ライディングテクニックに注目してもよし、きらびやかなレース会場の雰囲気も楽しいですし、きっと素晴らしい経験になるでしょう。
それでは豊かなバイクライフを!
バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材

✓ツーリングで仲間についていくのが精一杯
✓ツーリング景色を楽しむ余裕もない
✓バイク歴は長いのに全然上達しない
✓ワインディングを楽しそうに走る仲間がうらやましい
そんなアナタにおすすめなのが、 「バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材」です。
バイクのライディングテクニックが驚くほど上達する練習教材は、 ライディングメソッドのプロが監修しているの信頼性の高い教材なので、誰でも確実にライディングテクニックが向上することができます。
このページでは、数ある教材のなかでも、信頼性と即効性が抜群のライディングテクニックが向上する練習教材を紹介します。
|
|
|