スマートな減速のやり方 | オフロードバイクの楽しみ方
加速のやり方を体得するのは比較的簡単ですが、減速はよく分からないまま適当にやってしまっているという方は多いです。
加速のやり方を説明することは簡単ですが、減速の説明をするのは難しいと感じている方や、なんとなく・・・で自己流の減速をしてしまっている方、今日は一緒に減速の方法を勉強しましょう!
1.減速にもプロセスがある
筆者自身も、前述したように「よくわからないけどとりあえず減速してるよ!」というタイプでした。
自己流で覚えたやり方は、「フロントブレーキとクラッチを握ったまま、速度が落ちてきたら適当にギアを落としていく」という方法でした。
よく分からないけれど、それで止まれてるからいいや!と思っていたのですが、減速が丁寧な人ってかっこいいなと思うようになってから、癖を直すことを心掛けています。
焦るとまだ昔の癖が出るときがありますが、普段はほとんど出なくなるまで成長しました。
減速のプロセスを記述すると、
アクセルを離して減速→クラッチを握る→ギアを落とす→ブレーキとエンジンブレーキを併用し減速→ギアを落とす→減速→ギア落とす、を繰り返し、1速でストップ
という感じです。
工程が多く感じるかもしれませんが、これらの動作をほぼ同時に行いますので、順位をつけたらこうなるという程度に考えてください。
2.エンジンブレーキをうまく使う
ギアを落とすと回転数が上がるので、ブレーキを使って減速し、またギアを落とすという感じで行いましょう。
エンジンブレーキだけで減速するとバイクに負担がかかってしまうので要注意です。
きちんと回転数を合わせてギアを落とすようにすれば、エンジンブレーキが上手く働くのでスムーズに減速することができます。
ギアを落とすたびにバイクがワンワン言うようであれば回転数が合っていませんのでもっと減速してからシフトダウンしましょう。
どの回転数が適切かを見極めるには、エンジンの音を聞きましょう。
ウワーンとうるさい場合は回転数が高すぎますし、プスプス言うようであれば低すぎます。
エンジン音がおとなしいほど適切な回転数であるということです。
3.体で覚えよう
始めのうちは慣れるまで時間がかかるのでスムーズにできませんが、根気よく続けましょう。
慣れないうちは一つ一つの動作を意識して行うため、早いうちから減速操作を始めるといいでしょう。
公道で練習する場合は前後の車間距離を確認しながら行ってくださいね。(エンジンブレーキではブレーキランプは転倒しませんので、後ろから追突されないように十分に後方に気を付けて下さい。)
また、減速の際にはフロントブレーキだけでなくリアブレーキも併用して行うとより上手に減速できますのでうまく使うようにしてください。
丁寧な減速ができるライダーは、その他の動作も丁寧に行うことができるライダーだと思います。
もし変な癖がついていたら、今回を機に見直してみましょう!
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