上手なライン取りとは? | オフロードバイクの楽しみ方
林道ツーリングのしんどさは、ほぼライン取りで決まります。
うまくライン取りをすれば険しい林道でもさほど疲れずに登れますが、選択を間違えるとコケるわ、ブレーキ折れるわ、で大変なことになります。
いつもの林道で物足りなくなったら、あえて険しいライン取りで攻めるのもいいかもしれませんが、今日はラクに走るための上手なライン取りについてお話しします。
1.ライン取りの基本
岩にひっかかる度にバイクを降りて、元の位置まで転がして戻してまたエンジンをかけて・・・とテンポの悪いライディングでは、楽しいはずのオフロードも十分に楽しめません。
バイクを転がすのにはなかなか体力が必要ですし、それに体力を消耗してしまうと肝心のライディングでバイクと、ライダーのポテンシャルを発揮できないなんとも残念なツーリングに。
もちろん、到底超えられそうもない岩場にチャレンジするのがオフツーリングの楽しみでもあるのですが、無駄な体力の消耗は避けたいところです。
そこでまず、ライン取りの基本として「より平らで、より広いライン」を選びましょう。
岩がごろごろ転がっている道の中で、「どこを選べば、一番楽か」です。
路面の凹凸が激しい林道を走ると、いかに「より平らなラインを選択するスキル」が必要か思い知らされます。
でもこれは慣れですので、林道を走る際に「どこが一番楽に走れるか」を考えながら走ることで培われていきますので安心してください。
2.サスペンションをなるべく使わないライン取り
サスペンションを使う=「急で、大きな凹凸があり、車体が上下に大きく振られる」ということ。
サスペンションをたくさん使うラインは、ライダー自身の体が大きく振られますので、体力を消耗しやすいです。
もちろんスタンディングをすれば膝がサスペンションの役割を果たすので体の揺れは減りますが、「よりサスペンションが仕事しなくて済むライン取り」をしたほうがしんどくないです。
それは体のサスペンションであっても同じです。
斜面ではないが大きさの違う岩がゴロゴロ転がっている道と、急斜面であっても岩がなく路面自体がなだらかな道であれば、確実に後者のほうが楽に登れます。
3.迷ったら山側を選ぶ
林道ツーリングでは、山の斜面を削って作られた道も多くありますので、横を見ると崖だったり、転がったら止まらなさそうな急斜面であることもしばしば。
そういう「踏み外したら危ない道」を走っているときのライン取りでは、必ず「倒れたときに安全な方」のラインを選びます。
右がわに倒れると崖、左に倒れると山の斜面という場合は、左のラインが多少右より険しくても、左を選ぶ方が安全です。
バイクごと崖に投げ出されてしまうことに比べれば、ちょこっとブレーキが折れたり、ウインカーが壊れたり、ゼエゼエ言いながらバイクをもとの位置に戻すことのほうがまだマシですよね。
崖側でもかなり平坦で、これは失敗せずに通れるという自信があれば、そのコースを通るのもアリですが、基本的にはコケても安全な方のラインを選ぶのがベターです。
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