ブレーキングのコツ | バイクのライディングテクニック
バイクはいかに上手に止まるかが重要で、停止時の転倒(立ちごけ)を防ぐことができるライディングテクニック ブレーキングを紹介します。ブレーキングが安定してスムーズに停止することができると、後ろに乗るライダーへの負担も小さくなります。
1. ディスクブレーキはかけ初めを強く、最後は弱く
現在販売されているバイクのブレーキのほとんどが「ディスクブレーキ」です。かつてはオフロードバイクに装着されているドラムブレーキも多く採用されていました。
ブレーキングのライディングテクニックを得るには、まずバイク特有のブレーキ特性を把握して、ディスクブレーキの特徴を知っておきましょう。ディスクブレーキとはブレーキレバーを握ると油圧でブレーキキャリッパーをブレーキディスクに押し付けて、制動力がかかります。
ブレーキングのライディングテクニックで重要なのは、強めにブレーキレバーを握り込んでスピードが落ちるにつれて弱めていき、停まる直前に更にゆるめるという操作がスムーズな制動を可能にします。
フロントブレーキをかけると減速時に発生する慣性でフロントフォークが縮みます。前に慣性が働いていることを理解しましょう。
2. 比率は「前輪7:後輪3」が基本
ブレーキをかけたときは、その際に発生する慣性により前輪側へ荷重が移動します。そしてその影響を受けて、後輪側の荷重は減少し後輪側のサスペンション縮んでいる状態になります。一般的に、バイクのブレーキレバーを握る力のかける割合は、「前輪7:後輪3」のにするようにと言われてきました。ブレーキの制動力が強くなるほどに前輪側へ荷重が移動して、それに伴って後輪側の荷重は減ります。
また場合によってはリアタイヤが浮いてしまうことさえあります。そうなるとリアタイヤは容易にフルロックしてしまうのを思い出していただくと前に荷重が移動しているのを実感できると思います。
3. バランスコントロールを司るリアブレーキ
「前輪7:後輪3」というブレーキング比率は、バイクによって多少の誤差はあるかもしれません。ブレーキはフロントをメインに使って停止しますが、正直リアブレーキだけで止まるのは難しいと思います。
リアブレーキは減速しはじめの時に若干強めに踏み、そのあとは前ブレーキとの併用をして、前ブレーキのサポート的な役割とイメージしてください。
ブレーキのかけ方ライディングテクニックですが、ブレーキレバーに少しだけ指が引っ掛かる程度だと、ブレーキングの際に重要なコントロールがまともに出来ません。ブレーキレバーの握り方も覚えておきましょう。
指2本でも3本フォームでも、ブレーキレバーにかかる指がしっかりと手前に引き込めるように調整します。最近のバイクはブレーキレバーとハンドルグリップとの間隔を調整できるものがあります。
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