初心者のための基礎的なライディングテクニック
初心者の皆さんの一番大事なライディングテクニックの基礎は何かわかりますか。究極を言うと、それは「バイクで死なない」ということです。
どんなバイクに乗ったとしても、ちょっとそこまで乗るだけだとしても、バイクに乗って死んではいけないのです。
楽しくバイクに乗り続けるために必要な、「防衛運転」の中身を知りましょう。
1.バイクの運転には防衛運転が必要
ライディングテクニックの基礎として、教習所では、危険が起きる前にするべき予防措置はたくさん教えてくれます。
急制動などのとき、ブレーキをロックさせるのはNGですよね。
シフトダウンしながらエンジンブレーキをかけるのも同じくNGでしたね。
「タイヤのグリップを失うほどブレーキをかけてはいけません。」それは車体の安定性を損
ない、転倒する危険があるからです
さらに、「先を見て障害物を早めに発見してよけておく」という練習もあります。
しかし、二輪車の場合、どうしても事故を未然に防ぐという観点から、全国的に(限られたところを除いて)二輪車の路上教習は行われていません。
つまり、危険を予防する動作は習っていても、実際に危険にあってしまった、または遭いそうになった時の回避方法の多くは、免許を取得してから実際の路上で経験を積んでいくしかないわけです。
2.教習で教わって路上で確認する
週3日以上バイクに乗る人で教習所を卒業して1年以上経つ人ならば、ある程度前後のブレーキの使い分けであるとか、いくつか怖い目にも遭って対策が身についているかもしれません。
つまり、ここへきてさらに、ライディングテクニックの基礎を確認し、いつでも止まれる心づもりをしておくことが大切なのです。
しかし日頃防衛運転に勤めているにもかかわらずやむを得ず、急ブレーキで「タイヤが滑りだしてしまったら」とか「障害物が実際飛び出して間に合いそうもない」どう対処すればいいでしょうか。
3.危ないときどうするか、大体のことは決めておきましょう
当然筆者も、28年のバイクキャリアの中で「ここでこうやって死ぬのか」と思ったことは何度でもあります。
例えば急に後方確認不足のトラックが横から出てきて接触しそうという待ったなしのとき、以前なら、全身がこわばって腕や肩に力が入り、バイクの回避行動を邪魔してぶつかりそうになっていたのですが。
最近では「あっ!」と思ったその先はニーグリップを強めながら、努めて体の力を抜くことにしています。
こうすると不思議なもので、「あっ」と思っている数秒がものすごく長く感じ、「次はこうしよう」「だめなら次はこう」と頭がいろいろなことを考え始めるのです。
また体も柔軟に動くことができ、バイクに回避行動をとらせやすくなります。
これは学校や職場の避難訓練に似ています。
つまり、いざというときどう対処するかいくつかパターンを持って対処しているのです。
4.「バイクは楽しいものだ」と声を大きくして言いましょう
原始人が火を見たとき「熱くて危ないものだ」と思って逃げていたら今の文明はなかったでしょう。
彼らが火の有益性を知って、危ないけれどどうやって使ったら安全かを考えてきたからこそ、様々な文化が育まれていったのです。
バイクの場合は、全身を外にさらしている為、転倒や接触事故は即重傷を負う可能性があるのは言うまでもなく、社会的には「危ない乗り物」と遠ざけられる傾向にあります。
バイクもまた基本は危ないものだと思います。絶対というものはこの世にないものの、一人ひとりの心がけによって、バイクは何倍も楽しく感じられ、もっと受け入れられるようになっていくと信じています。
誰になんと言われようといいじゃないですか。まずは、声を大きくして言いましょう。「バイクは楽しいものなのです。」
バイクを心から楽しむ、これこそがライディングテクニックの基礎の基礎です。そこからすべてが始まり、すべてがそこに極まるのです。
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