ギアチェンジの正しいタイミング | バイクのライディングテクニック
バイクの教習では「ギアをさっき2速にいれたはずなのに入ってない。」「今は何速になっているのか分からない。」などオートマの車やスクーターとは違う、ギア付きバイクならでは疑問が数々浮かんでくると思います。
二輪教習に通い始めた方のほとんどが、ギアチェンジの難しさに直面するはずです。
そこで今回は、バイクのライディングテクニック向上を目指し、ギアチェンジの正しいタイミングについてお伝えします。
1.ギアチェンジの基本
現在のポジションはニュートラルだとします。
左足の裏を使ってシフトペダルを下げると1速に入ります。
次に、そのシフトペダルを少しだけ上げるとニュートラルになります。
もう一段上げると2速(セカンド)となり、3速(サード)、4速、5速と入っていきます。
車種によっては6速まで入れられるバイクがあり、近年その車種は増えてきました。
ギアポジションを落としていく方法は、左足裏でシフトペダルを踏んでいくと1速ずつ降りていきます。
2.それぞれのポジションの役割
・1速―発進時に使用する基本的なギアポジション。主に時速0~20kmを担当します。
・2速―主に時速10㎞~30㎞での走行時に使用します。発進後すぐのタイミングで使うことができるギアポジションです。
路面が滑りやすいときなどに2速で発進とスリップしにくくなるという点も覚えておくとよいです。また、交差点でもよく使うギアポジションです。
・3速―直線では主に時速30km~50kmあたりの走行時に使用することが多いです。
カーブが連続するような場面では、大排気量車がよく使用するギアポジションです。
2速から3速のギアチェンジをタイミングよくできることは、ライディングテクニックの向上には欠かせない要素と言えるでしょう。
・4〜5速―主に時速50㎞~90kmを担当しています。一般道での走行や高速道路などで少し余裕をもった走りには欠かせないギアポジションです。
ちなみに教習所ではこのポジションに入れることはほぼないと思います。
・6速―時速90km~100km以上を主に担当しているギアポジションになります。
6速あるバイクで5速で高速道路を走るとエンジンが常に多めに回っていることになります。
高速道路では6速を使うことで、エンジン回転数が下がり、余裕をもって走ることができるようになります。
また、燃費もよくなります。
V
3.まとめ
それぞれのギアポジションの役割を理解することで、タイミングよくギアチェンジができることにつながります。
ライディングテクニックについては、「コーナーをうまくクリアするためには」といったことが注目されがちですが、今回示したように、しっかりとギアチェンジができることでバイクの挙動がギクシャクしなくなり、結果的にライディングテニクニックを向上させることができます。
是非、自分のギアチェンジのくせなどを感じ取り、よりタイミングの良いギアチェンジができるよう、普段から意識してバイクに乗ってみましょう。
バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材

✓ツーリングで仲間についていくのが精一杯
✓ツーリング景色を楽しむ余裕もない
✓バイク歴は長いのに全然上達しない
✓ワインディングを楽しそうに走る仲間がうらやましい
そんなアナタにおすすめなのが、 「バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材」です。
バイクのライディングテクニックが驚くほど上達する練習教材は、 ライディングメソッドのプロが監修しているの信頼性の高い教材なので、誰でも確実にライディングテクニックが向上することができます。
このページでは、数ある教材のなかでも、信頼性と即効性が抜群のライディングテクニックが向上する練習教材を紹介します。
|
|
|