ハングオフのやり方と使い所 | バイクのライティングフォーム
バイクに乗るライダー誰もが憧れるライディングテクニック、それがハングオフです。
憧れの先輩の走りや、はたまたテレビで見るモトGPのライダー達。
全てに共通するのは膝を思いきり出しているあの乗り方です。
今回はみんなが目指すバイクのライディングフォームであるハングオフのやり方と使いどころについてお伝えしたいと思います。
1.ライディングフォームの種類について
バイクのライディングフォームは大きく分けて以下の4種類です。
リーンイン-上半身はイン側に倒し込んでいるけども膝はしっかりとニーグリップで車体を抑えているフォーム。
ハングオフー上半身はイン側に入っており、下半身はシートからイン側に腰をずらして膝を出しているフォーム。
リーンウィズーニーグリップをしっかりと行い、上半身もバイクの真上にある最も基本的なライディングフォーム。
リーンアウトー上半身はバイクの傾きに対してアウト側にずらし、下半身はニーグリップ、もしくは場面によってはイン側に足を出すライディングフォーム。
これらのライディングフォームをコーナーの大きさや路面状況などに合わせて使い分けます。
2.ハングオフのやり方の使いどころ
ハングオフは、コーナーの進入時にイン側に腰を落として重心をずらすことによりバンク角を増やします。
昔はよくハングオンと言われており、現在もあちこちでよく見る表記だと思います。
しかしバイクにぶら下がって見えるという内容から言うとハング(引っ掛ける)して、オフ(ずらすこと)する行為なので、ここではハングオフと統一して呼ぶことします。
ハングオフはアメリカの伝説的なGPライダー、ケニーロバーツが取り入れたライディングテクニックです。
ハングオフは、サーキットなど対向車の来ないクローズドな場所では、コーナリングスピードを高めるために非常に有効な手段となります。
イン側に腰をずらし、膝をつき出しながらも頭は車体の中央に位置させることによって、ブラインドコーナーなどでの見通しも確保することができます。
しかし、一般道には多くの危険が潜んでいます。
野生生物の突然の出現や、コーナー出口にはトラックが駐車してあるなど多くのリスクが考えられるのが公道です。
そうした事態に遭遇した場合、ハングオフでは十分に対処しきれない可能性もありますので、状況に応じて使い分けるよう気をつけてください。
4.まとめ
ハングオフのライディングフォームは練習して使えるようになれば、非常に有効性のあるライディングフォームといえます。
しかし、形だけを追うのであれば誰でもできます。
本当にイン側に荷重をかけることとは、どういうことかを理解できるにはよく練習する必要があります。
まず初心者はリーンウィズでしっかりとイン側に荷重できるようにしててください。
ハングオフの練習はそれがしっかりとできてからにすることを強くお勧めします。
長く楽しくバイクライフを送るために、安全なライディングを心がけるようにしましょう。
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