ライディングポジションは大事です | バイクのライディングテクニック
それぞれのバイクにはハンドルもステップもシートもついており、標準のライディンポジションが設定されています。
このライディングポジションのカスタムも一般的ですが、これも合わせて今回はライディングポジションについて考えてみましょう。
1.標準ライポジとは?
メーカーから完成車として市販されているバイクに設定されているのが、そのバイクに最も相応しいとされるライディングポジションです。
これは主要仕向け地のターゲットである性別/年齢層の標準体型とライディングスキルを想定し、この人が乗ったときに最適になるように設計されているという意味です。
例えばクルーザーバイクは米国のやや腹の出た50歳以上の男性、スーパースポーツバイクはメイン市場の欧州のライディングスキルが高めの男性、と言った感じです。
ただ、自分の体型が必ずしもその標準体型とは限りませんよね。
特に日本人は背も低めで手足も短め。
その時出てくるのがライディングポジションのカスタム。
次にこのライディングポジションカスタムにつちえ考えてみましょう。
2.ライディングポジションのカスタム
まず意識して欲しいのは、乗っていて前傾がキツく腰が痛いのでハンドルを上げる、なんて軽いノリはバイクの特性を大きく損なっている可能性が高い、という事です。
前傾がゆるくなり頭の位置が後方にくるということは、ライダー込みでのバイク重心が後方に移動する事となり、バイクがもともと設計されている前輪分布荷重より荷重が減少することとなります。
これによってバイクがウィリーしやすくなったり、全体としてフロントが高めの姿勢となることとなり、最悪の場合バイクの不安定現象に繋がることもあります。
ステップについても同様です。・
よくバックステップキットなんてものも市販されていますが、ステップ位置が後方に移動すると前輪の分布荷重が増加するなんて、みなさん意識してるでしょうか?
ただ単にカッコイイから、レーサーっぽいからと装着している方も多いように感じますが、バイクにとっては影響大。
整備重量250kg超ぐらいのバイクに、ヘルメット等の装備込みで90kgぐらいのライダーが乗り、このライダー位置の変更がどれだけ運動性に影響を与えるのか、これは4輪車 の比ではないことはわかるかと思います。
3.ライディングポジションカスタムは影響をしっかり見極めて!
それでもカスタムしたいのがライダーの性。
好きなバイクだからこそ、快適なポジションで乗りたいですよね。
カスタムするのであれば、まずはここまで書いた影響をしっかり認識した上でカスタムしましょう。
そして必要であればライポジカスタムに合わせてサスペンションもセッティングし直す等も、是非考えるべきです。
ライダーの影響が大きいバイクだからこそ、このあたりをしっかり考えていきたいですね。
それでは豊かなバイクライフを!
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