ツーリングで林道を走るときに気をつけるべきこと
私達のツーリングチームは、高速道路は誰よりも元気よく走り、一般道ではバイパスを走らず旧道を走り、とにかく車通りの少ない道を選んで走り、時には未舗装区間でも突っ込んでいってしまうようなチームです。
オフロードのチームではありませんので、全車ロード用のバイクです。
それなりにメンバー全員腕には自信のある連中が集まってはいますが、綺麗な道路だけを走る訳ではありませんので最低年に1回は転倒する者がいます。
そこで、ツーリングで林道を走るときに気をつけるべきことを書いてみます。
ここで言う林道は基本は舗装された林道のことで、オフロードライダーが好むような林道ではありませんので、それを踏まえてください。
1.隊列
ツーリング開催の毎に5から10台の台数が集まりますが、林道区間に入ったら先頭のバイクと2番目の間隔は通常よりも多く取ってください。
2番目以降はピッタリくっついていて構いませんが、先頭が危険を察知して後ろに教えてくれますし、急ブレーキをすることもありますので、5メートル程度間隔があると安全です。
2.対向車
道幅は非常に狭く、車2台が簡単にはすれ違いができない場所が多数ですので、薄汚れて見ずらいカーブミラー等もしっかりと見て、来ないだろうではなく、対向車が来るかもしれないと思って全コーナー走行してください。
3.障害物
車通りが非常に少なく、もちろん道路清掃もほとんどされていない道ですので、拳以上の大きさの岩や、大きな枝(枝と言うよりは木)等が落ちている場合もありますので、普段のライダー目線よりも路面を見ることが大切です。
4.滑る障害物
車1台分の轍以外の場所には、砂や砂利、コケが生えていたりもしますので、バイクをコントロールする腕も必要になります。
轍を外してしまった場合は、フロントブレーキは極々少しの使用にし、リヤブレーキ重視で減速等してリカバリーしてください。
この滑るエリアに入った場合、自分はまた轍に戻ればそれで終わりですが、後ろにはかなりの物を飛ばしていますので、こちらも注意してください。
5.湧水
晴天でどこもドライなはずですが、湧水によっていきなりウェットになっている場所がありますし、時には轍が川の様になっている場所もありますので、この点も注意が必要です。
6.外れたふた
時々道路を横切るように側溝があり、その部分はかなり路面とのギャップがありますので勢いよくいってしまうと、バイクへのダメージはもちろん、最悪転倒することもありますので注意してください。
また、最悪ふたが外れている場合もありますので、先頭車両の動きに注意してください。
7.危険時のサイン
このエリアでは、先頭車両が仲間の安全を左右すると言っても過言ではありません。
対向車、大きな障害物、外れたふた等の危険物を発見した場合には、左手を挙げる、左足を出す等のサインを仲間内で決めておくといいと思います。
有名なツーリングルートとは違い、自分達のチームしか走っていないような道を走るのも結構楽しいものです。
悪路の練習にもなりますので是非一度走ってみてください。
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