ツーリングの前に行いたい点検や整備 | バイクのライディングテクニック
せっかくのツーリングですから、バイクのトラブルだけは避けたいものです。
ソロツーリングでなければ、一緒にいる仲間にも迷惑が掛かりますし、自身も辛い思いをしてしまいますので、日常のメンテとは別にツーリングの前に行いたい点検や整備の内容を書いてみます。
普段の足としても使っているバイクで行く方、休みの日には少し乗る方、ツーリング専用のバイクの方、さまざまなバイクがありますが、改めて前日には点検・整備してください。
1.タイヤチェック
空気圧のチェックはもちろんですが、異物が刺さっていないか、極端なひび割れはないか、バルブの亀裂とバルブの緩みはないかをチェックしてください。
この異物が刺さっていないかは、今はパンクしていなくても、センター付近に刺さっていれば、タイヤの摩耗と同時に奥に押し込まれパンクの原因となりますので、細かい物でも全て取り除いてください。
空気圧チェックの際は車体に記載されている空気圧は冷間時の圧力ですので、試乗してきてすぐに測ればこれより高いのは当たり前です。
2.チェーンのチェック
チェーンの弛みは適正か、オイル切れしていないか、固着はしていないかをチェックしてください。
今のチェーンはOリングが入っているものがほとんどですので、オイルはべったり塗る必要はありません。
チェーンを軽く触ってみて、手に油が付けば十分です。
チェーンの弛みチェックの際は、1箇所だけを見るのではなく、リアホイールを回して最低3箇所は確認して、各3箇所同じ弛みかを確認してください。
3.オイル量チェック
Lレベルぎりぎりで入って入れば問題ありませんし、逆に入れすぎはトラブルの原因になりますので、Fを超えないようにしてください。
4.ワイヤー類の状態チェック
ワイヤー式クラッチの場合は特にレバー側のワイヤーの状態を確認してください。
数本のワイヤーを捻じっていますが、この捻じれが伸びている、または細いワイヤーの1本でも切れていたら、交換してから行くのが望ましいです。
ツーリング中には、何度も何度もクラッチを切るはずですから、時間の問題で切れます。
5.その他古いバイクに乗っている方
古いバイクという表現を使いましたが、私がツーリングで乗っているバイクは92年のGSX-R1100ですので、これで毎回やっている前日点検・整備を追加で記載します。
オープンタイプのバッテリーを使っていますので、液量のチェックを必ずしてください。
また、ツーリング専用のバイクでしばらく乗っていないバイクでしたら、前日のエンジン始動も欠かせません。
通常のメンテとは別に、距離を走るツーリングだからこそ、見ておいた方がいいと思う部分のみを記載しました。
これ以外にも、自身のバイクのウィークポイントを理解して、追加でチェックしてください。
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