見直しておきたいマスツーリングの心得 | バイクのライティングテクニック
バイクのマスツーリングの心得について、今一度復習してみたいと思います。
ライディングテクニックをいくら磨いても、ツーリングが楽しめなくては意味がありません。
1.千鳥走行の意味
千鳥走行の目的は大きくわけて二つあります。
一つ目は、隊列の長さを短くすることです。
2列縦隊になることで隊列の長さを短くし、周囲への交通への配慮は勿論のこと、信号などでの隊列の分断や、後方から自分の前の運行が見えやすいという利点があります。
そして二つ目は先導者のための安全な運航管理のためです。
千鳥走行はどちらかというと、メンバーのためというよりは先導者のために生まれたと言っても過言ではありません。
ツーリングでは、だいたい先導をやるメンバーは決まっていることでしょう。
これは逆に言えば、誰も先導はやりたくないのです。
先導者は実にさまざまな配慮をしながら、神経を擦り減らせて一団の安全を守っています。
それは逆に言えば、自身はツーリングを楽しんでいないということです。
ですからメンバーである私たちは、その気持ちを察してあげることが何よりも大切です。
ライディングテクニックを披露することだけに集中していてはなりません。
責任ある先導者であれば、前方の安全や後方の安全と分断への配慮、ルートの正誤にツーリングの巡航速度にはじまり、メンバーのトイレやガス欠、一日の時間管理、渋滞や迷子になったときの対応など、普段私たちが考えもしないことをずっと考えながら運転し、メンバーを引っ張っているわけです。
これだに留まらず、ツーリング前のルートチェック、昼食処や駐車場、ガソリンスタンドのキャパなどにもツーリング前から神経をすり減らしているはずです。
千鳥走行とは、先導者の抱えるこれほどの重責と数々の注意項目を一つでも減らそうとして考案された走行方法なのです。
2.先導者を思いやる心を
隊列が2列であることにも重要な意味があります。
もし、隊列が1列であったなら、せいぜい見えても4台目までが限度で、5台目から後ろは先導者には見えません。
これが2列になると、先導者はバックミラーにて隊列を斜めから見わたすことができるようになります。
これは非常に重要な点で、このために多くの先導者はそれを左右同時に行えるように隊列の中央を走行しているのです。
ですから逆に言って、千鳥走行の2台目以降は先導者のバックミラーに入る位置を走るなど、先導者への配慮を忘れてはなりません。
後方車両の全てのメンバーは、ご自身のライディングテクニックを披露する運転とツーリングの楽しみを味わうことだけに集中するところから脱却し、先導者へのあたたかい気持ちを持つようにしたいものです。
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