ツーリング時のパンク修理のやり方 | バイクのライディングテクニック
ツーリングでのトラブルとして比較的上位にランキングされるものにパンクがあります。
ロード用のバイクを想定しての記載になりますので、その殆どがチューブレスタイヤを使用していますので、ここではチューブレスタイヤ限定でツーリング時のパンク修理のやり方を記載します。
1.2種類の修理方法
チューブレスタイヤの修理方法は内側からチューブタイプの修理と同様に貼って直す内面修理と、チューブレスでしか出来ない外面修理の2種類があります。
当然エアーは内から外に出ますので、内面修理の方が確実に修理できます。
この内面修理はタイヤをホイールから外さなくては(少なくても片方のビードは外す)出来ませんので、ツーリング中にやる作業としては向きませんし、今は修理素材も進化し外面修理でもほぼ安全ですので、こちらをお勧めします。
また、エアーとシール材が一体となった入れるだけでパンク修理ができる物も発売されていますが、これは本当の応急用のパンク修理ですし、必要のないホイール部分にまでシール材が付いてしまい、次のタイヤ交換が面倒ですのでお勧めしません。
2.2種類のシール材
外面修理のシール材にはロケット型とヒモ型があります。
円錐状の物をパンク箇所に入れる物をロケット型、ヒモ状の物をヒモ型と言い、ロケット型は1個しか入れられませんのであまり穴が大きいと対応できないので、私はヒモ型しか使いません。
このヒモ型も2本以上入れるのはメーカー推奨ではありませんが、入れて不具合が出たことはありません。
3.異物の確認
タイヤに刺さった異物を確認し、取り除くのが最初の作業ですが、この時に必ず刺さっている角度を確認することが重要です。
この異物はタイヤに対して真っ直ぐに刺さっているということは、まずありません。
4.穴の加工
バフ棒(ドリルの様な物)で穴を広げますが、異物が刺さっていた角度で削ってください。
穴を広げることに違和感を感じると思いますが、結構ゴシゴシやってください。
5.ラバーセメントを塗る
バフ棒とシール材にラバーセメントを塗り、バフ棒でタイヤの穴の部分にラバーセメントを塗ってください。
この時にバフ棒で穴を塞ぐ状態にしてエアーを出来るだけ多く入れてください。
内圧を高くして、外にエアーが流れ出る勢いでシール材がタイヤ内側にくっつきやすくなります。
6.シール材挿入
バフ棒を抜くと同時に一気にシール材を挿入します。
この時も異物が刺さっていた角度で挿入してください。
7.カット
5分程度で構いませんので、乾燥させて余分な部分をトレッド面と同一になる様にカットしてくだい。
後は規定の空気圧を入れれば作業終了ですので、タイヤに気を使うことなくツーリングを楽しんでください。
余談ですが、チューブレスタイヤでバイクの重量でしたら、一気にパワーを掛けたり、あまり深いバンクをさせなければ簡単にはビードからタイヤが外れませんので走行できます。
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