バイクでタイヤロックを防ぐためにやっておきたいこと
ツーリングで出かけた先、景色を見ていると目先の信号に気付かず、あわててブレーキしたらタイヤロックしてしまいあわや転倒・・・ライダーなら一度は経験したことがあるはず。
またいくら気を付けていても、フルブレーキを使うタイミングにいつ出くわすかわかりません。
今回は、そのようなときにタイヤロックを防ぐ方法をまとめてみました。
1.バイクでタイヤロックが起きる仕組み
そもそもなぜバイクでタイヤロックが起きてしまうのでしょうか。
タイヤは地面と常に摩擦している状態で走っており、これを「グリップ」と呼びます。
グリップしている状態でブレーキを踏むと、タイヤの回転数が減り、バイクが止まります。
しかし、スピードが出ている状態で一気にブレーキを踏むと、タイヤと摩擦している力より前方への推進力が勝ってしまい、タイヤの回転数がゼロになっていてもグリップせずに前へ進んでしまいます。
これがタイヤロックが起きている状態です。
それを防ぐためには、前方への推進力が弱くなるのに比例してタイヤの回転数を減らしていく必要があります。
しかし、それだと中々止まるのが難しいと思う方も多いかもしれません。
2.ポンピングブレーキはタイヤロックを防ぐため
教習所で習ったポンピングブレーキはまさにそのためのブレーキ方法です。
急なブレーキを複数回に分けることで、急にタイヤの回転数をゼロにするのではなく、徐々に減らしていくことで、タイヤロックを防ぐ方法です。
3.それでも不安な方はABS仕様車を!
実際の場面でそれが出来るか不安、という方は、ABS仕様車を購入するのがオススメです。
ABSはアンチロック・ブレーキ・システムの略で、急ブレーキを踏んだ時に電子制御が働き、タイヤの回転数が急にゼロにならないようコントロールして止まるシステムです。
国土交通省が2018年から新型のバイクへABS設置を義務化していますので、これから購入される方はそこから選んでも良いかもしれませんね。
4.危険予測がタイヤロックを防ぐ一番の方法
とはいえ、急ブレーキをしてしまうとタイヤロック以外にもブレーキパッドの消耗が激しくなったりと、様々な悪影響を及ぼします。
急なブレーキ操作が起きないためにも、常に危険を感知できる運転を心がけることが、タイヤロックを防ぐ何よりの近道です。
せっかくのツーリングも転倒してしまうと台無しになっちゃいますよね。
楽しいバイクライフを続けるためにも、タイヤロックと上手く付き合い、極力急ブレーキが出ないような運転でツーリングしましょう!
バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材

✓ツーリングで仲間についていくのが精一杯
✓ツーリング景色を楽しむ余裕もない
✓バイク歴は長いのに全然上達しない
✓ワインディングを楽しそうに走る仲間がうらやましい
そんなアナタにおすすめなのが、 「バイクのライディングテクニックが驚くほど向上する練習教材」です。
バイクのライディングテクニックが驚くほど上達する練習教材は、 ライディングメソッドのプロが監修しているの信頼性の高い教材なので、誰でも確実にライディングテクニックが向上することができます。
このページでは、数ある教材のなかでも、信頼性と即効性が抜群のライディングテクニックが向上する練習教材を紹介します。
|
|
|