バイク初心者のツーリングに起こりがちなトラブル集
誰にでも初心者の頃はあるものです。私の成人式もさかのぼること27年前になりました。
20歳くらいと言えば、バイクのツーリングも行ったはいいけど・・・。
今では笑ってしまうあれこれを交えながら考えていくバイク初心者のツーリングで起こりがちなトラブル集
バイクなら行ける気がした
私の初心者時代には、北海道が舞台になった国民的なテレビドラマがあって、みんなその影響を受けていたというのもありますが、「バイクに乗ったら北海道」というお約束のようなあこがれが多くのライダーの間にありました。
バイク雑誌も7月に発売される号は大概「北海道のツーリングで使える便利帳」のような大特集ばかりでした。
いつかはいきたいと思いつつも財力がなく、結局信州を巡って友人の実家のある飛騨高山に行ったことがあります。
当時はライディングテクニックもまだまだだったので、何をするにも大冒険でした。
今思えば、スマホもネットもない時代、たいして地図も持たないで道路の案内標識だけで道を決めていくという方法でしたから、北海道でなくて本当によかったと思います。
若さゆえのあやまち
父のスクーターを無断で拝借して行った千葉の実家から原宿・赤坂までの道のりは、18の少年だった私にとって大冒険そのものでした。
初めて250ccのバイクが手に入ってしばらくは、とにかく起床してから寝るまで、一秒でも長くバイクに触っていたいと思っていました。誰かに馬鹿と言われようが、バイクと一緒に居たくて仕方がないという、毎日そんな気持ちでした。
今度は、250ccになってことでどこへでも行けると大はしゃぎで、そのほかのことはあまり考えていなかった気がします。それが間違いのもとでした。
いざ初心者の私がバイクでツーリングに行ってみると、行った先で出会うべくして出会った人々、そして数々の初心者洗礼。
つまり、地図を見ても、それが実際にどれだけ遠いのかよくわからなかった、というより「どうでもよかった」のです。
例えば中央道で岐阜の中津川までいくといっても大体350kmくらいだと案内があっても、それがどんなに遠いのか、未経験で実感がないのです。
今では恐ろしい話ですが「あそうか、100キロで3時間半ね」と考えてもそれくらいでした。
知らないというのは恐ろしいもので、都内を抜けたり首都高を、グルっと、一周してしまったりで、まぁはじめの50kmの長かったことと言ったらありません。
残りの距離も夜になってしまい、ペースは落ちるばかり。おまけに給油してから何キロ走ったのかを把握していなかったので、いつガス欠になるのかとヒヤヒヤものでした。
さらにこれはゴールデンウィークのお話しで、関東平野から山国に入っていくと、急に気温が落ちて冬に逆戻りしたようになります。
全く都内の常識しかなかった私でしたから、予備に上着を用意したりなどという発想は皆無でした。結局なんだかんだと遅くなり、6時間くらいかかってしまったのを覚えています。
やってしまいがちなトラブルへの備え
私がこうして経験した中にも、初心者ゆえのトラブルというか未熟さがいくつかありますので、どういう対策が必要だったのかをまとめてみましょう。
・とにかく今すぐ出かけたい、そんな気持ちをぐっとこらえて、まず、「長距離は大変なものだ」と恐れる態度が必要です。
・バイクに何かあったら大変です。まずは整備点検をしましょう。
・また出先の「トラブルに用心して、各地域の連絡先を知っておきましょう。
・お身内の方には計画や行き先をしっかり告げていきましょう。
・燃料について、バイクを買ったら何キロ走ったらリザーブタンクに入る(燃料警告灯が付くか)のか知っておき、リザーブ(警告灯点灯時)の残りの燃料容量をカタログなどで調べておく必要があります。
高速道路のマップや、今でしたらJHのどらナビなどで、所要時間や給油・休憩をする場所などをしっかりと計画しておきましょう。
☆田舎のガソリンスタンドは早めに締まるところがあるので気を付けましょう。
・目的地や経由地の気候を調べていきましょう。
・急な天候の変化に対応できるように、出発時点で降っていなくてもレインギアは必ず携帯しましょう。
・荷物はなるべくコンパクトにパッキングして用意周到かつ必要最低にしましょう。
・荷物が多いときは、バイクの重心が変わってしまっているときがあります。ブレーキのタイミングも変わって来るので、注意しましょう。
・荷物をしっかり固定できるようフック類を追加して、落ちないそして濡れない工夫をしましょう。
・ショップの人に相談すると、良いアドバイスをくれるかもしれません。あらかじめとれる情報は仕入れていきましょう。
バイクに乗って旅をして、大きくなって帰ってきてください。
バイクを買って、さぁどこへ行こうかなど、胸を膨らませていらっしゃるのではないかと思います。
バイクに熱くなったこの気持ちはどうかずっと宝物にして取っておいてください。
ただ、バイクは生身をさらけ出していますし、車中泊ができません。お出かけ前に周到な計画をしていきましょう。
また自分が思うより周囲の人は心配をするものです。帰りには小さくても、笑顔とお土産を忘れずに。
トータルでそれも、ライディングテクニックのうちですから。
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