初心者ためのツーリング旅の楽しみ方
どこに行くにも電車やバスやバスに連れてきてもらっていたので、どの街をどんな道でつないでいたのか、あまり気にしないでいました。
初めてバイクの免許が取れて、いざ走ろうと言っても道の感覚もわからなくて、すぐに迷子になってしまいました。
1.はじめの一歩
日常バイクに乗ってもう何年目という方は、自分が初めて行った場所を覚えていますか。
ライディングテクニックの「ラ」の字もないようなとき、地図を見ながら道を覚えて、「たぶんこんな感じだったよな」とハラハラドキドキではなかったでしょうか。
誰にも初心者の時というものはあるものです。
免許を取っていきなりツーリング、という人もいたかもしれません。それは少し無謀かもしれませんが、今となってはよい思い出でしょう。
はじめのうちは、バイクに乗っている友達に先導してもらって近所に試走に出かけたりしてアドバイスをもらったりして走ったりしませんでしたか。
バイクには路上教習をするところがほとんどありませんから、はじめのうちは自分が歩道ではなくて車道を走っていることだけでもびくびくするものです。
右折の時交差点の真ん中に生身をさらして立っている横を、トラックが通りすぎていくのは怖いというよりもう、「戦慄」が走る思いだったでしょう。
2.安全こそ全て
バイクはとても楽しい乗り物ですが、いいことばかりではありません。車に乗るといって心配する人もあるかもしれませんが、「バイクに乗る」というと眉をひそめるひとが何人か周りにおられるかもしれません。
車のように誰もがのるような乗り物であれば、その楽しさ、便利さを改めて伝える必要もないのですが、バイクの場合は残念なことに、「危ない乗り物」として社会に良いイメージを持たれていない、非一般的な乗り物です。
そのためにライダーとなったからには、誰よりも安全に乗り続けようとする心構えが必要です。もちろん、バイクに乗る以上は事故に遭う確率は0にはなりません。
だからこそいつも危険を予測して運転するということが、ライディングテクニックとしては重要なのです。
ですから、初めてバイクに乗った日のことを、「覚えている」、「思い返す、」というのは、ベテランになっても大切なことです。
3.心の中を0にしましょう。
最初にバイクに乗ってしばらくは「バイクに慣れること」、「道の危険を見つけること」に専念して練習のつもりで近場を走るようにした方がよいかもしれません。
そして今まで自転車で行っていたような、例えばお友達の家やいつものスーパーなどをバイクで走ってみるのです。
従うべき交通標識が増えたり、景色の流れる速さが違ったり、不思議なことに、道は知っているのに、見え方が全く違って見えてきます。
今まできつかった坂道も楽々と超えて、あっという間に到着すると、「瞬間移動とはこういうことなのか」と錯覚しそうになります。
おっかなびっくり乗っていたバイクとも和解というか友達になれた気がしてくるのは、たぶん、確実に自分の意志で移動したのだけれど、今まで以上に早くて便利だったり、寄り道するつもりで思いもよらぬ近道を発見したりして、「バイクってこんなに面白いのか」と思い知らされた頃でしょうか。
バイクはこの面白さが病みつきになって、ついつい夢中になってしまうものですよね。
4.迷子の勧め
段々こうしてバイクの面白さが分かって来ると、今度は公道範囲を広げて見たくなってくるものです。
一応地図は広げてみるけれど、初めは迷子の一つや二つなるものです。
今でこそGPSが発達しましたが、それでも初めてでは戸惑うことでしょう。
筆者も散々ツーリングをしましたが、そのころバイクに搭載できるGPSなど皆無でしたし、極度の方向音痴で地図を読むのもうまくなったので大変苦労しました。
方向感覚がばっちりという人は大丈夫だと思いますが、私の場合わざと迷子になって、知らない土地にいったり、そこで人の温かさに触れたり、予期せぬものに何か吸い寄せられるような必然を感じたりするのを楽しみに出かけていました。
最初は地図を持って行って「大体この辺に行こう」と思って出かけるのですが、結局全然違う街にいったりするので、しまいには最初から地図を見ないでバイクに飛び乗って、「どの方角に行こうか」ということをバイクの上で考えて出かけたりするようになりました。
当然、これは少し慣れたころのお話です。
5.バイクの楽しみ、一言でなんといいましょうか
「バイクのどこが楽しいの」。と近しい人に思い切り眉をひそめて言われたことがありますが、その時何故かすぐに言い返すことができませんでした。
相手は「ほら御覧なさい」といった様子でしたが、勿論決して何もないわけではありませんでした。たくさんたくさんありすぎて、どこが楽しいのかなど一言で即答できなかったのです。
バイクの楽しみ、切る風の匂い、バイクの音や振動、コーナーを書けるける快感、バイクとの一体感。バイクならではのコミュニケーション、バイクでなければ出会えない人・風景。
そうです。一つ言えるとしたら、バイクというのは単なる移動手段でなく、例えていうなら「どこでもドア」のように非日常につながったドアなのかもしれません。
バイクはいつでもあなたのドラえもんになってくれますよ。
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