バイクの冬のツーリングで気をつけるべきこと
冬になるとバイクに乗る人たちも減り、ツーリングに向かうバイクを見かけなくなります。
しかし、冬は雪に閉ざされてしまう地域の方々からしてみれば、乗りたいときに乗れる幸せを噛み締めてほしいという意見もあるかもしれません。
そこで今回はバイクの冬のツーリングで気をつけるべきことについて、お伝えしたいと思います。
1.バイクの点検
冬は、人間だけでなくバイクにも厳しい時期です。
まず、バッテリーの電圧を点検しておきましょう。
電圧計などがあれば的確に把握できますが、お持ちでない方はたくさんいると思います。
その場合はセルモーターの回り具合で大まかに判断してみてください。
セルを回して一発目が弱ければ、しっかりと充電することをお勧めします。
セルは回ったし、エンジンはかかったのでそのまま出発したけど、サービスエリアで再度かけようと思ったらダメだった、という話も良くあります。
ツーリング前日までにバッテリーを充電するのが安全です。
または、走りながら充電させたいという場合については、ライト常時点灯が標準になってからはバッテリーの消費が激しいので、ギアを低めにして4000回転以上回すような乗り方をしてみてください。
アイドリングさせているだけでは、ライトが付いている場合、バッテリーに十分には充電ができません。
2.天候の事前確認
行き先となる場所の天候をよく確認しましょう。
冬のツーリングでは当日の天気だけでなく、前日までの天気も確認する必要があります。
当日は晴れていても、前日まで雨や雪が降っていた場合などは、山などでは影になりやすいところの路面が凍っていることもあるからです。
3.路面状況の把握
筆者にはこんな経験があります。
山の麓から山頂に登っていくというルートで12月の初旬にツーリングをしました。
天気は快晴で気温もそこそこで暖かく感じたので、快調にワインディングを走っていました。
次第に標高が上がってきましたが、晴れていたこともあり路面は特に心配もなさそうだったので、楽しくコーナーをクリアしていきました。
そんな時にもかかわらず、天井に赤色灯を付けた白黒に塗り分けられた車に追いつきました。
少しの間の辛抱だと思い、その車の後をついていきました。
すると大きなヘアピンカーブにさしかかり、そのコーナーの出口で路面が凍っていました。
ゆっくりとコーナーに進入していたおかげで路面の凍結を発見することができ、バイク仲間全員が難を逃れることができました。
この時は本当に前を行く車に全員が感謝しました。
普段のペースで走っていた場合には、そうした状況を見抜けずに大きな事故につながっていた可能性があります。
冬のツーリングでは常に何が起こるか分からないという慎重な姿勢で走ることが重要となることを改めて確認した出来事でした。
路面の状況については常に先を読み、何か予期せぬの事態があっても対処できるようなライン取りや、ライディングフォームをとることが自らの身を守ることとなります。
4.まとめ
冬になってもバイクでツーリングに行ける環境にあることに感謝して、しっかりとした点検や装備のもと出発してもらいたいと思います。
春夏秋よりも気をつけてツーリングに行くことで、冬にしか味わえない澄み切った空気を感じることができるでしょう。
先を読みながら慎重に走るというのも大切なライディングテクニックです。
冬でもバイクに乗るライダーは、多くのバイク乗りの憧れです。
そんな憧れに少しでも近づけるよう、これからも楽しくバイクに乗っていきましょう
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