2速発進を防ぐコツ | バイク教習の突破法
バイクの教習を受けているときにこういった事はなかったでしょうか。
目の前の信号が青になり、アクセルを少しだけあけ、クラッチレバーを離し、半クラクの状態にして発進させようとしたその時、ストンとエンストしてしまうなんてことが。
いつもと同じなのに、あれ?という感じですね。
バイクが予期せぬエンストしてしまったことにより、驚いて転倒させてしまったなんてことも人によってはあるかもしれません。
さてその原因は何でしょうか。
それは2速発進が考えられます。
今回はバイク教習の突破法として、2速発進を防ぐコツをお伝えしたいと思います。
1.停止前で1速に落とそう
バイク教習では、バイクを停止させる直前に左手でクラッチレバーを握ってクラッチを切り、左足でシフトペダルを踏んで1速にするように指導されます。
初期の段階で習うこのライディングテクニックを習得できると、教習は次のステップへと進んでいきます。
発進と停止というとても基礎的な内容なので多くの方はその技術を取得したと思って教習を進めていくのですが、冒頭の文章にあったようになぜか2速発進になってしまっていることがよくあります。
その原因は停止前の段階でしっかりとシフトチェンジペダルを下に踏み込めてないことによります。
しっかりとシフトペダルを下に踏み込んでも1速に入らないことが多々あります。
シフトチェンジペダルを踏み込むとエンジンクランクケース内部のギアが動きクラッチが1速に入ります。
しかし、ギアが入ったと思っていても噛み合わせがうまくいかなければ、場面によっては入らないこともあります。
そんな時は焦らず2速のままで良いので停止線までに止まるようにしましょう。
2.2速には入っていたら
2速に入ったまま停止しても焦る事はありません。
サイドミラーと後方確認より周囲の安全を確認した後、右手でフロントブレーキレバーをしっかりと握ったまま、右足を地面に降ろして左足をステップに載せます。
そしてシフトチェンジペダルをもう一度踏み込みますが、またうまく入らないということもあります。
そんな時2速に入った状態のままバイクを前後に動かしてみてください。
リアタイヤが動くことでエンジンクランクケースの中のギアが回り、スコンと1速に入ることがあります。
比較的大きな音がするのでギアが入った事は分かるはずです。
その後は、またサイドミラーや目視で周囲の状況を確認してから、左足を地面におろし、右足ステップに載せます。
この状態でバイクを発進させれば、バイク教習において問題はないはずです。
3.わざとに2速発進にすることも
通常の市街地走行においては2速発進をすることもあります。
1,000ccを超える排気量のバイクはトルクもたっぷりなので、雨の日など1速でスタートさせればスリップする可能性があります。
なので、わざと2速発進を行います。
また、思わず2速発進となってしまった場合には、落ち着いていつもより多めにアクセル開け、クラッチを普段よりも長い時間かけてつなげばスムーズな発進となります。
4.まとめ
今回は2速発進にならないようなコツをお伝えしましたが、最後はこんな場面にも使えるコツの1つとしての2速発進というライディングテクニックについてお伝えしました。
場面によっては非常に有効な手立てとなる2速発進ですが、教習所内ではスムーズなギアチェンジができていないと評価される可能性もあります。
焦らずに停止前に1速に落としたり、停止後も手順に沿って1速にギアチェンジができたりするよう練習していきましょう。
ライディングテクニックの向上は一歩ずつです。
楽しく練習していきましょう。
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