重たい車体でも簡単にできる倒れたバイクの引き起こし方
教習所では、できなければ何度も練習させられたのが、バイクの引き起こしです。
この動作ができないと小型自動二輪免許取得を勧められるなど、女性にとっては特に難問となる課題でした。
しかし、教習所で使用するバイクは、エンジンの左右にエンジンガードという金属の部品が取り付けてありますので、バイクは完全に倒れることなく、地上との角度も30度ほどの位置に留まってくれています。
そのことで、引き起こしへのハードルが随分と下がります。
しかし、今回はエンジンガードのないバイクについてのライディングテクニックの一つとして、重たい車体でも簡単にできる倒れたバイクの引き起こし方についてお話したいと思います。
1.バイクの重さについて
教習所で使うバイクの重さについては400ccであればエンジンオイルやガソリン含めて200kg位であり、750ccであれば250kg位となります。
200kgと言えば成人男性の3人分ぐらいの重さとなります。
その重さの鉄の塊を女性の力でひき起こすのはなかなか難しいことです。
さらに近年人気のあるアメリカのハーレーダビッドソンについては、スポーツスターを除くと、軒並み300kgを超える重量となっています。
スポーツスターでも国産の大型ネイキッドバイク以上の重量があります。
この次の項目ではそういった重たい車体でも簡単にできる倒れたバイクの引き起こし方についてお伝えします。
2.最重量級バイクの引き起こし方
300kgほどのバイクを引き起こすためには、通常の引き起こし方では難しい場合があります。
通所の方法とは違い、倒れているバイクに対して背中合わせとなり、ハンドルとシート周辺を持ちます。
手は逆手のような状態となります。
その姿勢から、両足を伸ばして立ち上がってみましょう。
地面を蹴るようにしてバイクを持ち上げます。
足の力は伸ばす方向に最も強く働くため、この方法であれば、かなり重たいバイクでも引き起こすことができます。
教習所ではやらないため、なかなか試す機会がないかもしれませんが、いざという時にこうした通常とは異なる倒れたバイクの引き起こし方を知っていると役立つ可能性があります。
4まとめ
ここに書いた方法を参考にしてもらうと、力の弱い方でもバイクが引き起こすことができるはずです。
ですが、どうしてもバイクを引き起こせない場合は、その場に無理にとどまらず、周囲の人に助けを求めましょう。
2人がかりであれば、ほとんどのバイクは引き起こすことが可能なはずです。
そして安全を確保できる場所に移動させ、故障状況確認して対応しましょう。
こうした落ち着いた対処ができるのも、ライディングテクニックの一つといえるでしょう。
ですが、ここに記載した倒れたバイクの引き起こし方を活用するような場面が増えないことが一番ですね。
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