発進するまでの手順の基本 | バイク教習の突破法
バイク教習所で始めてバイクを動かすとき、様々な装置の多さに戸惑うことと思います。
また、思ったよりもバイクが重いことに驚くのではないでしょうか。
そのため、難しそうだなぁ、倒したら大変だからまたがるの怖いなぁ、と感じるかもしれません。
しかし、手順を身につけてしまえば、もう恐れることはありません。
今回は、バイク教習の突破方として、発進するまでの手順の基本をお伝えしたいと思います。
1.またがるまでの方法
まず、1つめの手順として、バイクの左側に立ちます。
日本が左側通行ということもありますが、全てのバイクのサイドスタンドは左側についているので左側からバイクを立てる必要があります。
これは世界共通のスタイルです。
2つめの手順はバイクの後方を目視で確認します。
目で見るのは当たり前ですが、後ろを向いたことがヘルメットの動きによって分かるくらい、しっかりと後方を確認しましょう。
3つめの手順はハンドルに両手をかけ、右手でブレーキを握ります。
サイドスタンドを右足で跳ね上げ、バイクを立てます。
そして、もう一度後方を振り返って確認し、右足を振り上げてバイクにまたがります。
2またがってからエンジン始動まで
またがったら、ホッとひと息ついて・・・とはいかず、すぐに左右のミラーを調整し、後方確認ができるかどうかを確かめます。
この時は、左足を地面に着けて、バイクを支えます。
右足はブレーキペダルを踏み、バイクが動かないようにします。
シフトチェンジ以外では左足着地が基本です。
そして、ハンドル中心部にあるメインキーを右に回し、電源を入れます。
右手でエンジンスタートボタンを押すとエンジンが始動します。
始動前にチョークを引く必要のある車種もありますので気をつけてください。
3.半クラを使って発進
二輪教習で初めてバイクに乗るとクラッチ操作に戸惑いますよね。
特に半クラは、いつまで続ければいいのかわからず戸惑いますね。
最初はみんなそうです。
バイクは特殊な乗り物の一つです。
バランス、体重移動、顔向け、ブレーキング、ウィンカー・・・・・etc
教習科目の細かなライディングテクニック以前に、覚えること盛りだくさんです。
そんな中でも難関の一つは半クラじゃないでしょうか。
発進の時には必ず半クラを使います。
バイクの免許取得時に初めてマニュアルミッションに出会う人は男女問わず結構多いようです。
だから半クラに戸惑うのはよくあるケースです。
そんな半クラですが、一度ポイントをつかめば怖くありません。
まず停止している状態からアクセルじわりと開けていき、クラッチレバーを徐々に離し、半クラをつなぎます。
バイクがゆっくりと動き出せば成功です。
動き出してから、もう一度クラッチレバーを握っても惰性でバイクが進むようなスピードがあればクラッチレバーを離しても大丈夫です。
エンストしてしまうというのは、エンジンを十分に回してなくてバイクを押し出す力が十分に出せない状態のことを指します。
キャスターつきのピアノなど重いものを押す時、スタートは重いですが動き出せば、何とか押せますよね。
そうした現象と同じだと思ってください。
停止しているところから、バイクを発進させるのはエンジンにとってかなり力を出さないといけない状態です。
そこで半クラが登場します。
バイクを押し出したことでスピードにのってくるとエンジンはスタートよりも軽い力でバイクを押し出せます。
ですので、発進後は勢いがついているのを確認すれば、クラッチレバーから手を放しても大丈夫です。
そしてもう1点は、半クラにあわせてアクセルを開けることです。
大型のバイクであればアイドリング状態でもクラッチを慎重に繋げば発進はできます。
しかし、普通自動二輪車ではアイドリング状態での半クラは、エンジンの負荷が大きいため、発進できずにはエンストしてしまう可能性が高いです。
発進する時には回転数が低くならないよう、少しアクセルを開ける必要があります。
エンジン回転数は2000回転程度あれば十分です。
車種にもよりますがそのぐらい回せば、エンストせずにバイクは発進できるはずです。
あとは1速であまり引っ張らずにタイミングよくシフトアップしていきましょう。
4.まとめ
慣れるとこれらの動作はものの数秒でできるようになりますが、最初は手順を一つ一つ確認して頭の中でシミュレーションを繰り返すことで、実際の場面では安心して行動できるはずです。
ライディングテクニックの向上における一番の邪魔者は緊張です。
リラックスすることでバイクの操作性も格段に上がります。
じっくり、ゆっくり、落ち着いて練習してみましょう。
そして、なかなか経験できない貴重な機会ですのでバイク教習を楽しめるといいですね。
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